ピアボーナスとは?効果、ツール、導入事例など徹底解説 アイキャッチ画像

ピアボーナスとは「社員同士がお互いに小額の報酬を送りあうシステム」のことです。

「組織活性化、従業員エンゲージメントを向上させたい」
「そのために、自社でもピアボーナス導入を検討してみたい」
「そこで、ピアボーナスの詳細について知りたい」

このようにお考えの経営者・人事の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、「ピアボーナス」について徹底解説します。

本記事のポイント

  • ピアボーナスの概要がわかる
  • ピアボーナスを導入した企業の事例がわかる
  • ピアボーナス導入にオススメのツールがわかる

人材不足や採用難が叫ばれている今。従業員が会社に対して貢献したいと思っている状態である「エンゲージメント」に注目する企業が少しずつ増えています。

従業員のエンゲージメントを向上させるキッカケとして「ピアボーナス」は有効といえるでしょう。ぜひ本記事を、自社のピアボーナス導入にお役立てください。

ピアボーナスとは?

冒頭でもご紹介したように、ピアボーナスとは「社員同士がお互いに小額の報酬を送りあうシステム」のこと。

英語のPeer(ピア)とBonus(ボーナス)の2つの言葉から成り立っており、ピアは「仲間・同僚」、ボーナスは「成果給・特別手当」という意味があります。

たとえば、社内で何か頑張っている社員に対して、賞賛の意味を込めて「ポイント」を付与するなど、社員同士が報酬を与え合います。また「ありがとう」の意味を込めてポイントを与えることもあるでしょう。

貯まったポイントは、会社側が用意した商品やサーボスと交換することが可能です。給与でもボーナスでもない「第三の報酬」とイメージするとわかりやすいでしょう。

ピアボーナスが注目される背景とは?

最近よく耳にするピアボーナス。一体なぜ注目を集めているのでしょうか? その背景としてあげられるのは「従業員エンゲージメント向上への需要」です。

昨今、人材不足や採用難が叫ばれています。さらに拍車をかけるように採用広告費も高騰。つまり、新たな人材を確保するのが難しい状況になっているのです。

そこで、企業は「従業員エンゲージメント」に注目。新たな人材の確保が難しいのならば「在籍社員のエンゲージメントを高め、パフォーマンスを上げよう」と考えるに至ったわけです。

ピアボーナスを取り入れることで、社員がお互いに褒め合う・認め合う「承認文化」が生まれやすくなります。結果、社員のパフォーマンス向上をはじめ、個人の生産性アップにもつながるのです。

【関連】 従業員エンゲージメントとは?必要性・要素・向上策・事例など徹底解説

ピアボーナスの効果とは?

続いて、ピアボーナスの効果について見ていきましょう。具体的な効果は以下のとおりです。

  1. 従業員エンゲージメントの向上
  2. 社内コミュニケーションの活性化
  3. 優秀な人材の流出防止

従業員エンゲージメントの向上

最大の効果は「従業員エンゲージメントの向上」といえるでしょう。従業員エンゲージメントとは、社員が「この会社にもっと貢献したい」と思っている状態のことです。

ピアボーナスでは、社員同士が承認・賞賛しあうことで、それが「報酬」というかたちで社員に還元されます。ピアボーナスが社内に根付くことで、「この会社にもっと居たい」という愛車精神をもつ社員が増え、それぞれの生産性アップにもつながるでしょう。

社内コミュニケーションの活性化

ピアボーナスは「社内コミュニケーションの活性化」にもつながります。通常ピアボーナスは、それに特化したツールを使うことが多いです。(後ほどご紹介します)

ツール内では、コメントを添えてポイントを付与できる機能が備わっているため、「ありがとう」「頑張っているね」といった気持ちをいつでも “形” にできます。お互いの思いを気軽に送り合えるため、自然と社内コミュニケーションが盛り上がることでしょう。

人材の流出防止

ピアボーナスは「人材の流出防止」にも役立つでしょう。ピアボーナスによって、従業員エンゲージメントが高まり「この会社にもっと居たい」と考える社員が増えます。

会社に対して帰属意識をもつ社員が増えるため、離職率が下がるのです。また、社員がお互いに褒め合う文化が根づけば、人材を定着させるだけでなく、それぞれのパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

ピアボーナス導入事例

続いて、ピアボーナスの導入事例を見ていきましょう。一体どのような企業が導入しているのでしょうか。

【事例1】株式会社メルカリ

株式会社メルカリは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションのもと、フリーマッケットアプリ「メルカリ」を運営する会社です。

今や国内最大級のフリマアプリへと成長しており、日本のみならずアメリカ市場へも展開しています。

mertip(メルチップ)の導入

メルカリでは、社名にちなんだピアボーナス制度「mertip(メルチップ)」を実施。メルチップは、ビジネスチャットツールを用いて、社員同士が感謝・賞賛の気持ちを表すために一定の金額を贈りあう、メルカリ独自の仕組みです。

同社には、もともと「サンクスカード」を贈ることで感謝を伝えあう文化がありましたが、メルチップの導入によって、よりリアルタイムな感謝・賞賛が可能に。

メルチップがやり取りされる様子は他の社員にも共有され、それを見ている人もチャット上で「拍手」ができます。この取り組みによって、社内に「承認文化」が生まれ、社員満足度の向上にもつながったといいます。

普段なかなか言えない「ありがとう」を、ピアボーナスというかたちで表現することで、社内コミュニケーション、従業員エンゲージメント向上につながった事例といえるでしょう。

【参照】 株式会社メルカリ | 贈りあえるピアボーナス(成果給)制度『mertip(メルチップ)』を導入しました。

【事例2】株式会社イグナイトアイ

株式会社イグナイトアイは、採用管理システム「SONAR(ソナー)」をはじめ、採用広告サービスや採用Webサイト制作など、企業の「採用力アップ」を助ける事業をおこなっている会社です。

2018年秋から、ピアボーナス支援ツール「HeyTaco!」を導入している同社(HeyTaco!については後ほどご紹介します)。タコスを介して「ありがとう」「すごい!」といった気持ちを贈りあい、その数に応じて会社側が用意する商品と交換できる仕組みになっています。

同社では、毎日50〜60件もの「ありがとう」が飛び交っており、その数の多い社員に対して、定期的に「表彰式」も開催しているそう。また、交換商品は自由に設定することが可能です。

たとえばスターバックスのカフェモカを用意したとき、「まさかこんな良いものと交換できるなんて!」と喜ぶ社員も。「今日の社内ではどんなことが起こったのか知れるのが嬉しい」という社員も増えたといいます。

まさに、ピアボーナスが、従業員エンゲージメント向上につながった事例といえるでしょう。

【参照】 株式会社イグナイトアイ

ピアボーナスツール

さてこれまで、ピアボーナスの概要や事例を見てきました。このセクションでは、ピアボーナスにオススメのツールをご紹介していきます。

【ツール1】Unipos

Unipos(ユニポス)は、「貢献を見える化し、組織を強くする」というコンセプトのもと開発された、ピアボーナスのWebサービスです。

社員の成果や行動に対する感謝・賞賛をメッセージで送るとともに、ポイントが付与されます。

【Uniposの特徴】

  • 貯まったポイントは給与に上乗せして支給可能
  • 共感する投稿にスタンプで拍手ができる「拍手機能」
  • 行動指針にタグをつけられる「ハッシュタグ機能」
  • SlackやChatworkといったビジネスチャットツールから気軽に投稿できる

貯まったポイントは、給料への上乗せをはじめ、Amazonギフト券と交換できるなど、それぞれ自由なかたちで設定できます。

幅広い選択肢があるため、社員のさらなるエンゲージメント向上にもつながるでしょう。

【参照】 Unipos

【ツール2】HeyTaco!

HeyTaco!(ヘイタコ!)は、ビジネスチャットツールの「Slack」を介して「タコス」を贈りあうツールです。

タコスの獲得数に応じて、さまざまな特典を受け取れます。「タコス」の由来は不明ですが、誰からも愛される「タコス」を贈ることで親近感もいっそう高まるのではないでしょうか。

【HeyTaco! の特徴】

  • 1人あたり1日に「5タコス」を贈与可能
  • タコスの獲得数に応じて「肩もみ」「おいしい焼肉を食べる会」など、あらかじめ設定した特典を受けられる
  • 「タコスの数」をデータで分析することで、各チームのコミュニケーション状況がわかる

「タコス」がピアボーナス化されることで、社員も気軽に感謝の気持ちを伝えられるようになるでしょう。「せっかく導入するならユニークなツールがいい」と考えている方にはぜひオススメ。

【参照】 HeyTaco!

【サンクス機能!社内SNS製品紹介】社内コミュニケーションツール「Talknote」

社内コミュニケーションツールTalknote アイキャッチ画像

社内コミュニケーションツールとして、弊社が提供している社内コミュニケーションツール「Talknote」をご紹介させてください。Talknoteは、社内コミュニケーションの解決をはじめ企業理念の浸透、業務の効率化を期待できます。

とくに注目いただきたいのが「サンクス機能」です。サンクス機能とは、チャット上で「ありがとう」を伝えられる機能のこと。

社員同士の感謝・賞賛をサポートする仕組みによって、社員のモチベーションアップを促進。また、各社様の「理念や行動規範」もサンクス項目として設定できるため、社内の理念浸透を促すことにもつながるでしょう。

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従業員エンゲージメント向上事例

それでは最後に、従業員エンゲージメント向上の事例を見ていきましょう。ここでは、弊社が提供する社内SNS「Talknote(トークノート)」を導入したことで、従業員エンゲージメントが向上した企業の事例をご紹介しています。

【事例】株式会社朝日広告

株式会社朝日広告

株式会社朝日広告は、求人媒体をメイン商材とした広告代理店です。リクルートやマイナビ、パーソナルキャリアといった大手媒体から全国の地方媒体まで、幅広い求人媒体を取り扱っています。

以前まで、メールで情報共有をおこなっていた同社。しかし、「1日休むだけで400件の通知が溜まる」「重要な情報を見落としてしまう」といった問題があったといいます。社員の行動や案件の進捗も見えなくなり、社員のモチベーション低下も危惧していたそう。

そこで「Talknote」を導入することに。

【従業員エンゲージメント向上のポイント】

  1. ツールの「サンクス機能」を使い、サンクス獲得数を年に一回表彰するようにした
  2. 遠くにいる社員ともスムーズにコミュニケーションが取れるよう、プロフィール写真の設定を必須にした
  3. 情報が一元化されたことで、社内コミュニケーションが活性化した

サンクス機能を導入するだけでなく「表彰会」を実施することで、さらなる従業員エンゲージメント向上につながった事例といえるのではないでしょうか。

【参照】 [活用事例] 株式会社朝日広告

【まとめ】ピアボーナスについて

本記事では、ピアボーナスについて、以下のポイントを中心にお伝えしてきました。

  • ピアボーナスの概要がわかる
  • ピアボーナスを導入した企業の事例がわかる
  • ピアボーナス導入にオススメのツールがわかる

徐々に広がりを見せているピアボーナスですが、従業員エンゲージメント向上や社員の生産性アップなど、企業にとって重要なメリットがたくさんあるのです。

導入している企業はまだまだ少ない現状ですが、在籍社員のパフォーマンスを上げるためにも導入を検討してみるのがオススメ。ご紹介したツールを使ってみるのも良いでしょう。ぜひ本記事でご紹介した内容を、自社のピアボーナス導入にお役立てください。