社内コミュニケーション活性化!重要性・方法・事例・ツールなど徹底解説 アイキャッチ画像

「社内の情報伝達をよりスピーディにし、現場の実行レベルを高めたい」
「社内コミュニケーションのスピードや質を上げたい」
「社内コミュニケーション活性化について知りたい」

このようにお考えの経営者・人事の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、社内コミュニケーション活性化の重要性や方法、事例、ツールなどについて徹底解説します。

本記事のポイント

  • 社内コミュニケーションの重要性がわかる
  • 社内コミュニケーション活性化の方法がわかる
  • 社内コミュニケーション活性化の事例がわかる

「社内コミュニケーション」は、従業員のモチベーション維持・向上、そして企業成長のために必要不可欠といえるでしょう。今回の内容は、「今よりもっと会社の風通しを良くしたい」と考えている方に、きっと役立つはず。

社内コミュニケーションへの理解を深めて、より良い会社作りを目指しましょう。

なぜ、重要? 社内コミュニケーションの重要性

そもそも、なぜ社内コミュニケーションが重要なのでしょうか? その理由として、「人材不足」があげられます。現代の人材採用は、売り手市場となっており、どの企業も採用難に苦しんでいるのが現状です。

さらに拍車をかけるように採用広告費が高まっているため、かなり厳しい時代といえるでしょう。

採用難だからといって採用広告費をかけ続けていては、厳しい市場で生き残れない現代。「在籍社員のパフォーマンスを上げる」という視点に切り替え、そのきっかけとして「社内コミュニケーションの活性化」が重要視されているのです。

今では「リモートワーク」や「フレックスタイム」といった多様な働き方を認める企業が増えています。インターネットにより、いつでも・どこでも仕事ができるからこそ、社内コミュニケーションの重要性・価値が高まるのです。

社内コミュニケーション活性化の方法6つ

前のセクションでは社内コミュニケーションの重要性をお伝えしてきました。実際に社内コミュニケーションを活性化させるには、どのような方法が有効なのでしょう。

このセクションでは、その具体的な方法をいくつかご紹介します。

  1. 社内報
  2. 社内研修やイベント
  3. フリーアドレス制
  4. 社内通貨
  5. 1on1ミーティング
  6. 社内SNS

1. 社内報

ポピュラーかつ導入しやすいのが魅力の「社内報」。すでに導入している企業もいらっしゃるかもしれません。社内報での情報発信によって、社内コミュニケーションはもちろん、経営陣と社員とのあいだに生まれる「認識のズレ」を防げます。

2. 社員研修やイベント

社内研修と聞くと「座学」をイメージするかと思いますが、必ずしもそうではありません。

社内コミュニケーションを活性化させるなら、社員同士がフランクに交流できる「懇親会」など、自由な設定での研修がオススメです。また、社内で部活動やサークルをつくり、定期的にイベントを開催するのも良いでしょう。

3. フリーアドレス制

フリーアドレス制とは、社員の席を固定せず、それぞれが好きな席で仕事ができる制度のこと。この制度を導入することで、役職や部署に関係なく、社内における「横のつながり」が生まれ、社内コミュニケーション活性化につながります。

【関連】 フリーアドレスの成功事例7選+失敗事例から学ぶ

4. 社内通貨

「給与以外の新たなインセンティブ」として最近注目されている社内通貨。その会社独自のポイントシステムのようなもので、社員同士で通貨を贈りあったり、貯めたりすることが可能です。

貯めた通貨は、商品やサービス・現金との交換、ボーナスの査定対象に入れるなど、自由な設定ができます。

【関連】 社内通貨とは? メリットデメリット、導入方法・事例について徹底解説

5. 1on1ミーティング

1on1ミーティングとは、「部下の成長」を主な目的として実施される、上司と部下が対面で話しあう面談のこと。上司と部下は1対1で「週1〜月1回」「15〜30分」の短いサイクルでおこないます。

部下の実績やスキルを評価する「人事考課」とは異なり、基本的に「部下の悩みを聞く場」として活用されます。上司と部下の信頼関係はもちろん、社内コミュニケーション活性化のきっかけとしても役立つでしょう。

【関連】 失敗しない、1on1ミーティングの進め方。ツールや事例についても解説

6. 社内SNS

文字通り「社内で使うSNS」のこと。LINEのような一般向けSNSの「ビジネス版」をイメージするとわかりやすいでしょう。チャット機能やグループ機能、タスク管理機能など、業務を円滑にするための機能がそろっています。

また、スムーズな情報共有ができるため、「言った言わない問題」などのコミュニケーションロスの解消が期待できるでしょう。PCやスマートフォンでやり取りができるため、会ったことのない社員同士のコミュニケーションもスムーズです。

社内コミュニケーション活性化に役立つツール

【社内SNS製品紹介】エンゲージメントクラウド「Talknote」

エンゲージメントクラウドTalknote アイキャッチ画像

社員のエンゲージメントを高める社内コミュニケーションツールとして、弊社が提供しているエンゲージメントクラウド「Talknote」をご紹介させてください。Talknoteは、社内コミュニケーションの解決をはじめ企業理念の浸透、業務の効率化を期待できます。

使い方はいたってシンプル。Talknoteは「グループ」「メッセージ」「タスク」の3つの機能のみで構成されているため、SNS慣れしていない方でも簡単にお使いいただけます。その利便性から、すでに約1,000社の企業様に利用いただき、多くの企業様が高い満足度を感じています。

またTalknoteでは、導入を検討する法人向けに「無料体験会」も実施。専任のコンサルタントによって、Talknoteの機能や活用事例について詳しい説明を受けられます。毎日開催(予約制)しているのでぜひ詳細をチェックしてみてください!

【参照】 [毎日開催/無料] Talknote無料体験会

その他の社内コミュニケーションツール

その他、下記の4つの社内コミュニケーションツールについては、関連記事にてご紹介しております。

  1. Slack
  2. Chatwork
  3. LINE WORKS
  4. WOW talk

【関連】 社内コミュニケーションツール5選【事例/比較表あり】

【イベント編】社内コミュニケーション活性化事例

続いて「社内コミュニケーション活性化事例」を見ていきましょう。このセクションでは「イベント」に特化した事例をご紹介します。

【事例1】シャッフルランチ/株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンのもと、インターネット広告事業を展開する会社です。インターネットテレビ局「Abema TV」の運営もおこなっています。

社内コミュニケーション活性化のために「シャッフルランチ」というイベントを定期開催している同社。シャッフルランチとは、「普段あまり接点のない社員同士でランチに出かけるイベント」のことで、サイバーエージェントが発祥ともいわれています。

サイバーエージェントでは、毎月1回開催、一人あたり2,500円までランチ代を支給しているそう。このイベントによって、社内における「横のつながり」が生まれ、社内コミュニケーションが活性化されているようです。

【参照】 おかんの給湯室 | シャッフルランチとは? | サイバーエージェントから生まれた社内交流活性化策を徹底解説!

【事例2】ウォーキング・ミーティング/株式会社ぐるなび

株式会社ぐるなびは、「日本発、世界へ」という企業理念のもと、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営する会社です。

同社では、「ウォーキング・ミーティング」と呼ばれるイベントを実施。皇居周辺で週1〜3回、社員同士で歩きながら ”ちょっとしたミーティング” をおこなうことで、社内コミュニケーション活性化・業務効率アップが促進できているといいます。

ウォーキング・ミーティングは、歩きながら話すことで、「頭が冴えるためアイデアが思いつきやすい」「周りに邪魔されないので集中できる」といったメリットがあるそう。この取り組みを実施して以降、のびのびと意見を言える社員が増えたといいます。

【参照】 株式会社ぐるなび | ウォーキング・ミーティング

【事例3】婚活パーティ/トヨタ自動車

株式会社トヨタは、日本の大手自動車メーカーです。2018年の自動車販売台数は、約1,059万台と世界第3位。自動車以外にもロボット事業やマリン事業なども手がけています。

日本が誇る企業トヨタでも、社内コミュニケーション活性化へのイベントを定期開催しています。なかでも注目したいのが、「社内婚活パーティ」です。

会社側の「社員には仕事だけでなくプライベートも充実させてほしい」という願いのもと、2010年から定期的に実施されています。

「社内で婚活パーティ…!?」と驚くかもしれませんが、イベントの効果はかなり高いそう。なんと40%ものカップル成立率を誇るといいます。

このイベントに参加することで、恋愛だけでなく、社内コミュニケーションも大いに活性化するそうです。「結婚」がテーマになっているため、他部署の社員と話すきっかけが生まれたり、仕事以外の会話が盛り上がったりする光景が多く見られるといいます。

【参照】 PRESIDENT Online | なぜトヨタは婚活パーティを主催するのか

【ユニークな事例】社内コミュニケーション活性化事例3選

続いて、社内コミュニケーション活性化の「ユニークな事例」をご紹介します。「自社ならではの取り組みがしたい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【事例1】株式会社榎研

株式会社榎研

株式会社榎研は、ハンバーグ専門店「榎本ハンバーグ研究所」を運営する会社です。店名のとおり、他のハンバーグとは一線を画しており、正統派からオリジナルまでさまざまなハンバーグをそろえています。

2016年に喫茶店からハンバーグ専門店へと業態転換した同社。当時、コミュニケーションツールとしてLINEを利用していたものの、有益な情報が流れたり、過去のトーク検索に時間がかかったりといった問題があったそう。

社内における情報共有を円滑にするためにも「Talknote」の導入を決意。

【コミュニケーション活性化のユニークなポイント】

  1. 「アイデア提案グループ」をつくり、アイデア1個につき300円、採用されたら1,000円、効果が出たら3,000円の賞金を用意した
  2. その日いちばん輝いていたスタッフを報告する「本日の取り組み報告書グループ」をつくり、社内の承認文化の醸成をはかった

ユニークなグループの作成によって、社員のモチベーション向上や承認欲求を満たすきっかけが生まれた事例といえるでしょう。

【参照】 [活用事例] 株式会社榎研

【事例2】株式会社オアシスライフスタイグループ

株式会社オアシスライフスタイグループ

株式会社オアシスライフスタイルグループは、「衣・食・住に特化し、日々の生活にときめき・潤い・安心をプラスする」をテーマに、飲食業やアパレル業などを手がける会社です。

以前まで、情報共有ツールとしてLINEとメールを使っていた同社。しかし、事業拡大・従業員増加によって「情報が属人化」し、コミュニケーションロスが生まれていたといいます。

この問題を解決し、社内コミュニケーションを盛り上げるべく「Talknote」を導入することに。

【コミュニケーション活性化のユニークなポイント】

  1. アウトプットの質を高めるべく、チャット上で押された「いいね!」数を評価の対象とした
  2. 自分たちの店に月1回訪問し、お客さん目線で店を考察する「自店視察レポート」というグループをつくった

いいね!数の評価や自店を客観視して共有することで、社員同士がコミュニケーションを取るきっかけとなり、それぞれのモチベーション向上につながった事例です。

【参照】 [活用事例] 株式会社オアシスライフスタイルグループ

【事例3】株式会社セキグチ

株式会社セキグチ

株式会社セキグチは、100年にわたってキャラクターのぬいぐるみ、人形、オルゴール、雑貨などの製造・販売をおこなう会社です。1974年に同社で誕生した「モンチッチ」は、今や世界30カ国で販売されています。

以前まで、メールで情報共有をおこなっていた同社。しかし、「堅苦しい表現になってしまう」「日常の些細な気づきを共有できない」といった問題に悩まされていたといいます。

そんな悩みを解決し、社内コミュニケーションを活性化させるために「Talknote」を導入することに。

【コミュニケーション活性化のユニークなポイント】

  1. 「企画アイデアバンク」というグループをつくり、思いついたアイデアをいつでも共有できるようにした
  2. 「非公開のグループは作成しない」というルールを決め、オープンコミュニケーションを心がけた

商品開発をおこなう企業にとって重要な「日常の何気ない気づきの共有」を、社内SNSのグループ機能に応用した事例といえるでしょう。

【参照】 [活用事例] 株式会社セキグチ

【ツール活用編】社内コミュニケーション活性化事例

続いて、「ツール活用」によって社内コミュニケーションが活性化した事例をご紹介します。企業によって活用方法はさまざま。以下の事例を、ぜひ自社のツール活用の参考にしてみてください。

【事例1】株式会社朝日広告

株式会社朝日広告

株式会社朝日広告は、求人媒体をメイン商材とした広告代理店です。リクルートやマイナビ、パーソナルキャリアといった大手媒体から全国の地方媒体まで、幅広い求人媒体を取り扱っています。

以前まで、メールで情報共有をおこなっていた同社。しかし、1日休むだけで400件ものメール通知が溜まり、重要な情報を見落としてしまうことが多々あったといいます。社員の行動や案件の進捗も見えなくなり、社員にもストレスが溜まっていたそう。

そんな問題を解決するべく「Talknote」を導入することに。

【社内コミュニケーション活性化のポイント】

  1. 別拠点のメンバーとも距離を感じずにコミュニケーションが取れるよう、プロフィール写真の設定を必須にした
  2. ありがとうを伝えあう「サンクス機能」を積極的に使い、その獲得数を年に一回表彰するようにした
  3. 情報が一元化されたことで、社内コミュニケーションが活性化した

プロフィール設定やサンクス機能の活用によって、社員間の「距離」を縮め、社内コミュニケーションが活性化した事例といえるでしょう。

【参照】 [活用事例] 株式会社朝日広告

【事例2】メーキュー株式会社

メーキュー株式会社

メーキュー株式会社は、「おいしさ楽しく MAKE for YOU」というコンセプトのもと、愛知県を中心に、学校給食、病院給食、社員食堂、福祉施設向け食事サービスを展開する会社です。

1960年に「名古屋給食株式会社」として創業された同社ですが、昔からのメールや紙での情報共有がメインだったといいます。加えて、「若手メンバーが発言しにくい」といった雰囲気があり、社内全体のコミュニケーション量が減少していたそうです。

そのような問題を打開するべく「Talknote」の導入を決意。

【社内コミュニケーション活性化のポイント】

  1. 幹部や影響力のある社員で「Talknote活性化チーム」を結成し、このチームからの積極的な投稿を心がけた
  2. 同社のオリジナルキャラクター「メーちゃん」「キューちゃん」のスタンプを作成し、チャットでのコミュニケーション活性化をはかった
  3. いいね!やコメントによって「褒めあう文化」が醸成され、社員の成功体験にもつながった

コアメンバーからの発信やオリジナルキャラクターのスタンプ導入によって、社員の共感度が高まり、社内コミュニケーション活性化につながった事例といえるでしょう。

【参照】 [活用事例] メーキュー株式会社

【事例3】株式会社プレシャスパートナーズ

株式会社プレシャスパートナーズ

株式会社プレシャスパートナーズは、就職・転職支援サイト「アールエイチナビ」の運営をメインに、人材サービス事業を展開する会社です。その他にも、オウンドメディアの運営、採用コンサルティングなど幅広い事業を手がけています。

同社では、以前までメールやLINEを使っていたものの、連絡手段が一元化されず、結局口頭ベースでのやり取りになっていたそう。しかし、口頭ベースのため「言った言わない問題」が顕著にあらわれ、ストレスを抱える社員も多かったといいます。

そのような問題を解決するべく「Talknote」の導入を決意。

【社内コミュニケーション活性化のポイント】

  1. 社員がお互いを認めあう文化をつくるため「サンクス機能」を積極的に活用した
  2. アイデアやタスクを「テキスト」として残すことを徹底し、社内情報を「見える化」した
  3. 積極的にチャットを使うメンバーが増え、コミュニケーション量が従来の10倍に増えた

情報を「見える化」させたことで、社員のストレスが減り、社内コミュニケーション活性化につながった事例といえるでしょう。

【参照】 [活用事例] 株式会社プレシャスパートナーズ

【HR TIPS】心理的安全性とは?

社内コミュニケーション活性化とセットで覚えておきたいことのひとつとして「心理的安全性」というものがあります。

心理的安全性とは、英語の「psychological safety(サイコロジカル・セーフティ)」を和訳した言葉で、社員が職場において安心して発言・行動できる状態のことをいいます。

つまり、心理的安全性が高いと、社員は恐怖や不安を感じることなく「自分らしく」働けるということです。

心理的安全性を高める方法として、オープンコミュニケーションを促進する「社内SNS」や、社員の本当の気持ちを引き出す「1on1ミーティング」などがあげられます。

これらのツールなどの導入による社内コミュニケーションの活性化は、心理的安全性を高める「きっかけ」として大いに役立つことでしょう。

【まとめ】社内コミュニケーションについて

本記事では、社内コミュニケーション活性化について、以下のようなポイントを中心にお伝えしてきました。

  • 社内コミュニケーションの重要性がわかる
  • 社内コミュニケーション活性化の方法がわかる
  • 社内コミュニケーション活性化の事例がわかる

ご紹介したように、社内コミュニケーションの活性化は、社員のモチベーション向上や企業成長に良い影響を与えてくれます。さっそく、社内SNSや1on1ミーティングなど導入しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ぜひ本記事を参考に、自社にあった社内コミュニケーション向上の施策を検討してみてください。

引き続き、本メディアでは社内のエンゲージメント向上に役立つ情報をお届けしていきます。