フレックスタイム制度のメリットデメリットとは?エンゲージメントとの関係も解説 アイキャッチ画像

「社内のワークライフバランスをより向上させたい」
「そのために、フレックスタイム制度の導入を検討している」
「フレックスタイム制度にはどんなメリットがあるの?」

この記事はそんな方のための記事です。フレックスタイム制度とは「社員みずからが始業・終業時間を決めて働ける制度」のこと。従業員エンゲージメントにもプラスの影響を与えることから、弊社(Talknote)でも導入しています。

本記事のポイント

  • フレックスタイム制度が注目されるようになった背景がわかる
  • フレックスタイム制度のメリット・デメリットがわかる
  • フレックスタイム制度と従業員エンゲージメントの関係がわかる

フレックスタイム制度には、多くのメリットがある一方でデメリットも存在します。いきなり導入するのではなく、メリットとデメリットの両面を十分に理解してから導入に踏み切るのが吉。ぜひ本記事の内容を、自社のフレックスタイム制度導入にお役立てください。

フレックスタイム制度が注目される背景とは?

最近じわじわと注目を集めているフレックスタイム制度。その背景として「人材不足」があげられます。現代における人材採用は「売り手市場」となっているため、多くの企業が採用難に苦しんでいるのです。

それに拍車をかけるように「採用広告費」も高まっており、人材確保がいっそう厳しい時代となっています。しかし、採用難だからといって採用広告費をかけ続けていては、現代社会では生き残れないでしょう。

そこでフォーカスしたいのが「社員のパフォーマンス」です。

新しい人材を確保するのではなく、「在籍社員のパフォーマンスを高める」ということに視点を切り替え、業績アップを狙います。その社員のパフォーマンスを上げるキッカケのひとつとして「フレックスタイム制度」が注目されているのです。

【本題】フレックスタイム制度のメリットデメリットとは?

それではさっそく、フレックスタイム制度のメリット・デメリットを見ていきましょう。ここでは「従業員側」「企業側」それぞれのメリット・デメリットをピックアップ。どちらも踏まえた上でフレックスタイム制度導入を検討しましょう。

従業員側のメリットデメリット

まずは「従業員側」のメリット・デメリットから見ていきましょう。

メリット

メリットには以下のものがあげられます。

  • ワークライフバランスの向上
  • 通勤ラッシュなどの移動負担が軽減される
  • 残業時間の削減につながる
ワークライフバランスの向上

フレックスタイム制度の導入は、社員のワークライフバランスの向上につながります。自分の好きな時間に働けるようになったことで、生活が「仕事軸」から「プライベート軸」に。

たとえば、「毎週月曜日に習い事を入れているので、その日は16時に帰る」「週の前半に業務量を増やし、後半はゆっくり仕事をする」など。自分のペースに合わせて働くことが可能です。常にリフレッシュした状態で働けるため、生産性アップにもつながるでしょう。

通勤ラッシュなどの移動負担が軽減される

毎朝の通勤ラッシュ、満員電車にストレスを抱える社員も多いのではないでしょうか。そのような負担が続くことは、社員のモチベーションを低下させ、ときに仕事に支障をきたしてしまいます。

一方のフレックスタイム制度では、「通勤ラッシュが終わった10時ごろに出勤する」といった工夫が可能です。移動へのストレスが軽減されることで、社員のモチベーションアップにもつながるでしょう。

残業時間の削減につながる

就業時間が9:00〜17:00などと決まっている場合、「定時まで時間を持て余してしまう」ことがあります。逆に、夜遅くまで残業してしまうこともあるでしょう。そんなシーンにフレックスタイム制度が役立ちます。

たとえば、「忙しくない日は早めに切り上げ、忙しい日にその時間を回す」「夕方以降に仕事が集中するときは、あえて出勤時間を遅くする」など、各々で調整することが可能です。うまく時間を使うことで、残業時間を削減でき、社員の負担軽減にもつながるでしょう。

デメリット

デメリットには以下のものがあげられます。

  • 自己管理ができないと生産性が下がる
  • 会社の文化に合わないケースがある
自己管理ができないと生産性が下がる

大きなデメリットとしてあげられるのが「自己管理に依存する」という点。フレックスタイム制度では、自分のタスクさえクリアしていれば、好きな時間に出勤・退勤ができます。しかし裏を返せば、自己管理ができないと成果を出せないということでもあります。

自由がゆえに時間・仕事の管理がルーズになってしまう社員も現れてくるでしょう。

会社の文化に合わないケースがある

フレックスタイム制度を導入したからといって、自社の文化になじむとは言い切れません。

「急にフレックスタイムが導入されたので、いつ会社に行けばいいのかわからない」「どのように働けばいいのかわからない」「他の人と違う時間に出勤・退勤するのは抵抗がある」といった違和感をもつ社員も現れることでしょう。

そもそも、フレックスタイムが自社の文化に合っていなければ、なかなか定着しないこともあるのです。

企業側のメリットデメリット

続いて「企業側」のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

メリットには以下のものがあげられます。

  • 優秀な人材を確保しやすい
  • 従業員満足度アップにつながる
  • 賃金や時間のムダを削減できる
優秀な人材を確保しやすい

フレックスタイムの導入は、採用にも大いに役立ちます。求人をおこなうとき「フレックスタイム制度を導入している会社」としてアピールすれば、優秀な人材も多く集まりやすくなるでしょう。

ただ、フレックスタイムは自由度が高い反面、社員一人ひとりの「自己管理能力」が求められます。同制度をうまく活用できる人材を確保できれば、さらなる企業成長を目指せるでしょう。

従業員満足度アップにつながる

フレックスタイム制度によって、社員のワークライフバランス向上、残業時間が削減されれば、従業員満足度アップにつながります。

企業の業績を伸ばす上で、従業員満足度はとても大切です。従業員満足度が上がると、「この会社にもっと貢献したい」「もっと良い商品・サービスを生み出したい」と考える社員が増えます。

一人ひとりの生産性が上がることで、顧客満足度アップにもつながるわけです。結果、売上が伸び、企業の業績アップにもつながるでしょう。

賃金や時間のムダを削減できる

とくに繁忙期・閑散期に大きな事業をおこなっている企業の場合、フレックスタイムによって労働時間のコントロールが可能です。繁忙期は会社全体の労働時間を増やし、逆に閑散期は労働時間を短くします。

閑散期に余計なコストをかける必要がなくなるため、企業の利益向上にもつながるでしょう。

デメリット

デメリットには以下のものがあげられます。

  • 提供する商品・サービスによっては導入が難しい
  • 高度なマネジメントが求められる
  • 取引先との時間が合わない
提供する商品・サービスによっては導入が難しい

フレックスタイムは、社員それぞれが自由な時間に働くことができる一方で、「誰もオフィスにいない」という状態になることも考えられます。接客業など「お客さんと対面で会って商品・サービスを提供している」という場合、かえって現場が混乱してしまうでしょう。

そのため、「自社の事業にフレックスタイムはうまくマッチするか?」を考えた上で導入するのが吉です。

高度なマネジメントが求められる

フレックスタイム制度は、社員の出勤・退勤時間がバラバラです。そのため、管理職の目が届きにくく、勤怠管理や社員のモチベーション管理など、高度なマネジメントが求められます。従業員満足度が高まる一方で、上層部の負担が重くなることも考慮しておきましょう。

取引先との時間が合わない

最近注目されているフレックスタイムですが、まだまだ世間に浸透していないのが現状です。そのため、「取引先との時間が合わない」といった問題も生まれてくるでしょう。

たとえば、「取引先に電話をかけたのに担当者が出ない」「取引先とのミーティング時間が合わない」などのケースが考えられます。取引先とスムーズにやり取りするためにも、あらかじめお互いのスケジュールを把握しておくことが大切です。

フレックスタイム制度はエンゲージメント向上へつながる

フレックスタイム制度は、従業員エンゲージメント向上にもつながります。従業員エンゲージメントには「8つの領域」が存在しており、それぞれを満たすことで、従業員エンゲージメント向上につながるのです。そのうちの一つに、フレックスタイム制度があげられます。

従業員エンゲージメントの「8つの領域」とは?

8つの領域には、具体的に以下のものがあげられます。

【動機づけ因子】

  1. 組織文化 → 会社のビジョンやミッションを浸透させる、etc…
  2. 社会的認知度 → 代表がメディア出演する、ブログを発信する、etc…
  3. 仕事へのやりがい → 社員にチャレンジングな目標を掲げてもらう、etc…
  4. 成長 → 社員へのフィードバックを頻繁におこなう、etc…

【衛生因子】

  1. 人間関係 → 1対1で社員の悩みを聞く場を設ける、etc…
  2. 環境 → リモートワークやフレックスタイム制など働き方の選択肢を広げる、etc…
  3. 評価 → ピアボーナスや個別での表彰など「社員を称える文化」を作る、etc…
  4. 報酬 → 給与を上げる、給与のタイミングを早める、etc…

動機づけ因子は「仕事へのモチベーション向上につながる要因」で、衛生因子とは「満たされていなければ不満足を感じる要因」のことです。

フレックスタイム制度は「衛生因子」の「環境」に当てはまる

上記のリストを見てわかる通り、フレックスタイム制度は、衛生因子の「環境」に当てはまります。衛生因子とは「満たされていなければ不満足を感じる」ものであるため、実現可能なら導入するのが吉。

事実、「労働時間」に対する不満を持っている社員はかなり多いといわれています。社員の労働・残業時間に少しでも課題を感じている企業がフレックスタイム制度を導入すれば、従業員エンゲージメントも一気に高まるでしょう。

【コミュニケーション活性化】社内コミュニケーションツール「Talknote」

社内コミュニケーションツールTalknote アイキャッチ画像

社内コミュニケーションツールとして、弊社が提供している社内コミュニケーションツール「Talknote」をご紹介させてください。Talknoteは、社内コミュニケーションの解決をはじめ企業理念の浸透、業務の効率化を期待できます。

使い方はいたってシンプル。Talknoteは「グループ」「メッセージ」「タスク」の3つの機能のみで構成されているため、SNS慣れしていない方でも簡単にお使いいただけます。その利便性から、すでに約1,000社の企業様に利用いただき、多くの企業様が高い満足度を感じています。

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【まとめ】フレックスタイム制度のメリットデメリット

本記事では、フレックスタイム制度のメリット・デメリットについて、以下のポイントを中心にお伝えしてきました。

  • フレックスタイム制度が注目される背景には「人材不足」がある
  • 従業員には「ワークライフバランスの向上」などのメリットがある一方、「自己管理ができないと生産性が下がる」というデメリットがある
  • 企業には「従業員満足度が上がる」などのメリットがある一方、「高度なマネジメントが求められる」というデメリットがある

フレックスタイム制度には、多くのメリットがある一方でデメリットも存在します。うまく活用できれば、従業員エンゲージメントが向上し、企業の業績アップにもつながるでしょう。ぜひ本記事の内容を、自社のフレックスタイム制度導入にお役立てください。