【目的別】1on1ミーティングの7つのテーマ。面談の効果の高め方 徹底解説 アイキャッチ画像

「1on1で部下のやる気や本音を引き出したい」
「1on1ミーティングを失敗させたくない」
「そのための、1on1ミーティングのテーマについて知りたい」

本記事はこのような方のための記事です。1on1ミーティングを導入し、悩む一つのポイントでもあるのが「1on1ミーティングのテーマ設定」です。いざ1on1ミーティングを実践しても「何を話していいかわからない」と悩んでしまうことはありませんか? そこで今回は、1on1ミーティングのテーマについて徹底解説します。

本記事のポイント

  • 目的に沿った、1on1ミーティングのテーマがわかる
  • 1on1ミーティングの具体的な7つのテーマを紹介
  • 1on1ミーティングの効果の高め方、具体的な質問がわかる

本記事を参考にしてテーマを決めることで、スムーズに1on1を進められるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

【本題】1on1ミーティングのテーマ

それではさっそく、1on1ミーティングにおけるテーマをご紹介しましょう。7つのテーマをご紹介していきますが、目的ごとに分けて解説していきます。(一部、目的をまたぐものもあるかと思います)

部下育成を目的とした1on1のテーマ

1on1のテーマ1. モチベーション向上

1つ目のテーマは「モチベーション向上」です。モチベーション向上においては、「モチベーション向上のための会話」「モチベーション低下を防ぐための会話」の2つをメインに話し合いを進めていくのがオススメ。

【モチベーション向上のための会話】

  • 社員の成果に対する「社内での評判」などを伝える
  • 社員の仕事に対する「ひたむきな姿勢」などを褒める

   → モチベーションにおける「プラス要素」を増やす

【モチベーション低下を防ぐための会話】

  • 仕事で気になっていることはないか?
  • 自分に向いてない、できない業務はないか?
  • 働いていて不安になることはないか?

   → モチベーションにおける「マイナス要素」を取り除く

モチベーションアップをテーマに話し合う場合は、会話の中で「いかにマイナス要素を減らし、プラス要素を増やせるか」がカギとなります。

1on1のテーマ2. 業務・組織の課題解決

2つ目のテーマは「業務・組織の課題解決」です。個人における仕事の内容や、組織の問題点について1on1ミーティングで具体的に話し合い、解決につなげます。

【会話例(仕事の内容)】

  • 仕事内容の問題点、改善点は?
  • 今現在の仕事内容への不満はないか?

【会話例(組織の課題)】

  • 人間関係に問題はないか?
  • 組織の問題点、改善点は?

仕事内容や組織の現状について、問題点や改善点を洗い出します。1対1で話し合うことで「普段なかなか口に出せない問題点」を見つけられるでしょう。また、部下に対して「何か要望はない?」と聞いてあげるのもオススメ。

1on1のテーマ3. 目標設定

3つ目のテーマは「目標設定」です。目標設定についてヒアリングすることで、「会社のビジョン・戦略等が正確に伝わっているか」を確認できます。1on1では、会社全体での方向性を共有しつつ、一人ひとりが納得できるように会話を進めましょう。

【会話例】

  • 今の仕事に対してどう思っているのか?
  • 今後どのような仕事をしてみたいか?
  • 長期的・短期的な目標は?
  • 目標をクリアして、何を得たいのか?
  • 自己評価

一人ひとりの社員が納得感をもって働けているからこそ、会社全体のモチベーションアップにつながります。部下自身の、あるいは会社のビジョンに対して「普段なかなかオープンにできない部分」を深掘りしましょう。

1on1のテーマ4. キャリア支援

6つ目のテーマは「キャリア支援」です。1on1で「仕事へのやりがい」などキャリアに関する会話をすることで、社内での部下の成長をサポートします。

【会話例】

  • 仕事へのやりがいはなにか?
  • 部下本人の「強み」はなにか?
  • 部下本人の「弱み」はなにか?
  • 部下本人の強みを活かせる仕事はなにか?
  • 希望するキャリアはなにか?

このような会話から、部下本人が望むキャリアについて深掘りをします。また、なかには、キャリア設計ができていない部下もいることでしょう。そのような部下に対しては、上司が客観的に見た「強み」を教えてあげることで、本人が今後のキャリアを考えるキッカケを作ってあげることもできます。

【関連】 1on1ミーティングの目的。失敗しない方法や質問、事例について解説

従業員エンゲージメント向上を目的とした1on1のテーマ

1on1のテーマ5. プライベートの相互理解

5つ目のテーマは「プライベートの相互理解」です。言葉通り、プライベートなことについて話し合いながら、上司と部下との信頼関係を深めていきます。

【会話の例】

  • 最近ハマっている趣味は?
  • 何をしているときが一番楽しいか?
  • 家族とはどんな風に過ごしているのか?
  • 好きなテレビ番組は?

このように、フランクな質問で会話を進めていくのがオススメ。お互いの「仕事以外の面」を知ることで、より深い信頼関係を構築するのが目的です。

1on1のテーマ6. 心身の健康チェック

6つ目のテーマは「心身の健康チェック」です。会社にとってもっとも大切なことの一つは、社員の健康。1on1で「業務量」「睡眠時間」などについて話し合うことで、社員の健康状態を確認します。

【会話例】

  • 体調に変化はないか?
  • 生活が不規則になっていないか?
  • 睡眠時間は確保できているか?
  • 仕事量が過多になっていないか?

部下の健康状態は、できれば毎回のミーティングで確認したいところ。1on1でヒアリングすることで、体だけでなく「メンタル面」の健康状態もはかれます。

1on1のテーマ7. 会社としての方針・戦略の伝達

7つ目のテーマは「会社としての方針・戦略の伝達」です。組織のメンバーが同じ方向を向いて歩くためには、社員に対して「経営陣や上司が考えている方針・戦略」を共有する必要があります。「なぜ、今のこのような方針に至ったのか?」などを、1on1を通してわかりやすく部下に伝えましょう。

【会話例】

  • 経営陣など上層部のミーティングで決定した内容を伝える
  • 「なぜその経緯に至ったのか」といったプロセスを共有する
  • 組織の今後の行動について伝える

組織においては、部下の上司に対する「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が重要視されます。同様に、上司から部下に対する「逆ほうれんそう」も意識する必要があります。

【関連】 従業員エンゲージメント向上事例5選!要素、効果、業績への影響など

部下に面談で
「とくに話すことないです」と言われたら?

1on1は「部下のための時間」であるため、テーマ設定も部下に委ねるケースが多いです。しかし、なかなか話したいテーマが定まらず、「とくに話すことがありません…」と言われるケースもあるかと思います。そういった部下に対しては、以下のアプローチを試してみましょう。

そもそも、なぜテーマが見つからないのか?

誰しも経験があるかと思いますが、学校の授業やセミナーなどで講師が「何か質問はありますか?」と聞くことがありますよね。そこで自ら手を挙げて質問する人はあまりいないかと思います。

1on1における「とくに話すことないです」パターンも、以上の事例とよく似ています。なぜなら、部下が「自分で考えて課題を見つける習慣」がついていないことが原因の一つだから。「すでに明確な答えがある質問」には答えられるものの、「答えのない質問」にはなかなか答えられません。答えのない質問に積極的に答えるためには、「自分は今どんな気持ちなのか?」「何を考えているのか?」など、自分のことについて、しっかりと頭で考える習慣をつけておく必要があるのです。

そのような習慣を部下に身につけてもらうには、以下の「閉ざされた質問」「開かれた質問」を意識するのがオススメ。

「閉ざされた質問」と「開かれた質問」をうまく使い分ける

この2つの言葉を耳にしたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。「とくに話すことがない」という部下には、「閉ざされた質問」と「開かれた質問」をうまく使い分けて、部下が答えやすい雰囲気をつくることが大切です。

閉ざされた質問(クローズドクエッション)

質問に対して「YES or NO」で答えられる質問のことです。また、「どこに住んでいますか?」など、質問に対して「札幌市です」というように、すでに特定の答えが決まっている質問のこと。答える側は、頭で考えなくてもパッと答えが出せるメリットがあります。

開かれた質問(オープンクエッション)

たとえば「仕事に関して、 ”どんな” 悩みがあるか?」といった、質問に対して自由な回答を求める質問です。答える側には、自由に答えられるメリットがある一方で、「自分で考えるクセ」がないと言葉に詰まってしまうデメリットがあります。

部下に「とくに話すことがありません」と言われてしまうのには、いきなり「開かれた質問」をしているケースが考えられます。そのため、部下の本当の思いを引き出すには、まずは「閉ざされた質問」からスタートするのが良いでしょう。

手段を目的とせず
従業員エンゲージメントを高めよう

これまで、1on1ミーティングのテーマについて解説してきました。ここで一つ覚えておきたいのが「1on1は手段であり目的ではない」ということ。「1on1を実施すること」自体を目的としてしまうと、社員の本当の気持ちを引き出すことは難しいでしょう。

今回、1on1に有効な7つのテーマもご紹介しました。モチベーション向上、プライベートの相互理解、心身の健康チェック、キャリア支援など…さまざまなテーマがあげられます。
ただ、1on1の実施においてもっとも重要なことは、「1on1でメンバーの本当の気持ちを聞いて、本当の目的を達成すること」です。テーマについて話し合うだけでなく、「従業員エンゲージメントを高めたい」「部下の育成をしたい」など、テーマの先にある「本当の目的」にフォーカスすることが大切です。

1on1ミーティングという「手段」にとらわれることなく、目的達成のためにできることを柔軟に考えていく必要があります。

【まとめ】1on1ミーティング 7つのテーマ

本記事では、1on1ミーティングの7つのテーマについてお伝えしてきました。

【部下育成を目的とした1on1のテーマ】

  • モチベーション向上
  • 業務・組織の課題解決
  • 目標設定
  • キャリア支援

【従業員エンゲージメント向上を目的とした1on1のテーマ】

  • プライベートの相互理解
  • 心身の健康チェック
  • 会社としての方針・戦略の伝達

以上のテーマを参考にして、1on1を実施することで「1on1でどんなことを話せばいいかわからない」という悩みも解消されるでしょう。また、基本的に1on1は「部下の本当の思い」を引き出すもの。部下の視点に立って、寄り添いながら質問を投げかけるようにしましょう。

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