- 「チームの団結力を高めたいけど、なかなかうまくいかない…」
- 「チームビルディングを成功させる方法を知りたい」
- 「チームビルディングに有効なゲームがあれば知りたい」
このようにお考えの経営者・人事の方も少なくないはず。企業におけるチームビルディングは、利益向上において必要不可欠といっても過言ではありません。そこで今回は、チームビルディングに役立つゲームをご紹介します。
本記事のポイント
- チームビルディングのポイントがわかる
- チームビルディングに役立つゲームがわかる
- チームビルディングの成功事例がわかる
プロジェクトを円滑に進めるためには、チームの仲を深めることが重要といえます。そのキッカケとして「ゲーム」は大いに有効です。一風変わったおもしろいゲームもたくさんあるので、ぜひ自社のチームビルディングに役立ててください。
もくじ
チームワークを高めるには?
まずは、「チームワーク向上のためのノウハウ」を簡単にお伝えします。あらかじめ以下のポイントを押さえておくと、スムーズなチームビルディングができることでしょう。
チームワークが企業、職場で必要な理由とは?
企業や職場においてチームワークが重要視される理由はいくつかあります。なかでも代表的なものは、下記の3つです。
- 採用コストの低下により業績が上がるから
- ビジネスサイクルが短縮化される時代だから
- グローバル化が進んでいるから
「チームワークがある=既存社員の生産性が高い」といえ、そのため採用コストの低下も期待できます。また現代では、激しい変化に合わせて新たな商品・サービスを生み出すことが求められています。強固なチームが作られていれば、新たなアイデアをスムーズに生み出し「ビジネスサイクルの短縮化」も可能となるのです。
また、グローバル化が進む現代において「多国籍な人材・多様なスキル」を受け入れ、チームワークを向上させることは、さらなる企業成長にもつながります。より詳しい内容は下記の記事にて紹介しています。
【関連】 チームワークを高め、良い職場にするには?
チームワーク向上による効果とは?
チームワークの向上によって、「社内コミュニケーションの活発化」「社員・会社の生産性が上がる」といった効果があらわれます。今まで以上にメンバー同士の意見交換が活発になり、社内の雰囲気がいっそう盛り上がったり、メンバーの生産性も上がります。そして、一人ひとりが「より良い商品・サービスを提供しよう」と考えるように。最終的には会社の生産性アップにもつながるのです。
【関連】 チームビルディングの事例5選!成功のポイントやワークまとめ
チームワーク向上のポイントとは?
チームワーク向上にはいくつかのポイントがあります。大きく分けて「目標達成のための手法」「チームが仲良くなるための手法」の2つです。下記に詳しい内容のリンクを貼っているので、ここでは端的にお伝えさせてください。
【目標達成のための手法は?】
- ビジョンの共有 →「自分たちにはどんな思いがあるのか?」「どうすれば世の中が良くなるのか?」を明確にする
- 明確な目標設定 →ビジョンを具体的に「行動」に落とし込む
- 情報のオープン化 →数字だけでなく「プロセス」も共有し、チームワークを高める
- 経営陣によるフィードバック →チームが出した成果を「さらに磨くため」にフィードバックを行う
【関連】 【事例あり】チームワークの大切さとは?(2020年最新版)
【チームが仲良くなるための手法は?】
- ゲーム → 緊張をやわらげる
- イベント → 関係性を強くする
- アクティビティ → チームに一体感をもたせる
- ワークショップ → 個人の自主性を高める
- 社内SNS → 日常のコミュニケーションを活発にする
チームビルディングにオススメのゲーム10選
それでは早速、チームビルディングに有効なゲームをご紹介します。数あるゲームの中でも、私たちがとくにオススメしたいものを10個ピックアップしました。
室内で楽しめるゲーム
まずは屋内でできるゲームをご紹介します。会社のオフィスでも簡単に実践できるゲームです。
タワーの高さを競う!「ペーパータワー」
チームビルディングの定番ともいえるゲーム。チームごとにわかれ、新聞紙やクラフト紙を使って「より高いタワー」を作るゲームです。チームでの協調性をはじめ、冷静さ、粘り強さが求められます。また「どのように紙を使えばタワーが高くなるか」というチーム内での戦略立ても重要です。
予算:0円(社内にあるコピー紙で可)
実施時間:1〜2時間
対象人数:12〜100人(1チーム 4〜6人)
「無言」でチーム力をやしなう「バースデイライン」
制限時間内にチーム内で「誕生日の早い順」に一列で並ぶゲームです。最大のポイントは「無言」でおこなうこと。言葉を発さずにジェスチャーなどを使って列を作ります。チームとしての協調性をはじめ、言葉を介さずに相手の気持ちをくみとる「ノンバーバールコミュニケーション」も同時に学べます。
予算:0円
実施時間:15〜30分
対象人数:15人〜(チーム戦も可)
定番中の定番!「ジェスチャーゲーム」
お題さえあれば準備なしでも簡単にできる、定番中の定番のゲームです。やり方も非常にシンプル。出されたお題に対して「ジェスチャー」だけを使い、チームのメンバーに伝えます。正解したら次の人がジェスチャーを行い、いちばん早く最後の人が正解したチームが優勝です。
予算:0円
実施時間:15〜30分
対象人数:10人
屋外で楽しめるゲーム
続いて屋外でできるゲームをご紹介します。走り回るゲームから、ハラハラドキドキのゲームまでさまざまです。
チーム戦で行うのがオススメ「しっぽ取りゲーム」
文字どおり、参加する全員に「しっぽ」を付けておこなうゲームです。ルールはいたって簡単。自分のしっぽを取られないように、他の人のしっぽを取ります。チームビルディングを目的とする場合は「チーム戦」でおこなうのが良いでしょう。2チームにわかれることで、チームで戦略を考えたり、協調性が身についたりします。
予算:500円程度(しっぽ用のビニールテープなど)
実施時間:15〜30分
対象人数:20人〜
チームの協調性が試される「フープリレー」
フラフープを使ったゲームです。まずチーム全員で手をつないで輪をつくり、輪の一箇所だけ解いてフラフープを入れます。そこから一度も手を話さずにフラフープをぐるっと一周させるゲームです。ルールは自由に決められますが、「タイム制」にすると、チームの協調性が発揮されるでしょう。
予算:1000円程度(フラフープ)
実施時間:15〜30分
対象人数:16〜100人(1チーム8〜50人)
ハラハラドキドキなチーム戦「サバイバルゲーム」
専用の敷地内で、エアガンを使って相手チームと戦うゲーム。通称「サバゲー」とも呼ばれています。やや難易度は高めですが、チームビルディングには大いに役に立つでしょう。リーダーから指示を出したり、お互いに敵チームの情報を共有したりしながら、敵陣の攻略を目指すゲームです。
予算:1人1万円程度(専用フィールドのレンタル料込み)
実施時間:数時間
対象人数:10〜20人
短時間で楽しめるゲーム
次に、短時間で楽しめるゲームをご紹介します。
メンバー同士に親近感が生まれる「漢字自己紹介」
文字どおり、漢字で自己紹介をおこなうゲームです。自分を「漢字1文字」であらわし、その字を見て他のメンバーがその理由を答えます。自分ではなく相手のことを紹介するため、チーム内に親近感が生まれるわけです。このゲームは、チームが作られてまもない頃におこなうのがオススメ。
予算:0円(社内にあるコピー機で可)
実施時間:15〜30分
対象人数:5人〜
紙一枚でチームが仲良くなれる「似顔絵当てゲーム」
チームごとにわかれ、お題となった人の似顔絵を描き、それを他のメンバーが答えるゲームです。お題は誰でもOKですが、芸能人など範囲が広すぎると難しくなってしまいます。会社内の誰か、にするとゲームが盛り上がるでしょう。室内かつ短時間でチームが仲良くなれるのでオススメです。
予算:0円(社内にあるコピー機で可)
実施時間:30分〜1時間
対象人数:5人〜
ちょっぴりユニークなゲーム
最後に、ちょっぴりユニークなゲームをご紹介します。
謎解きがチームの関係性を深める「リアル宝探し」
屋外で宝探しをおこなうゲームです。チームにわかれて制限時間内にお宝を探すわけですが、ところどころに謎解き要素が含まれているため、まさに「チーム力」が必要となります。チームとしての協調性はもちろん、個々の積極性や発想力が求められるゲームです。
チームビルディング研修としての「リアル宝探し」を提供している会社もあります。もし会社内に十分な敷地があるのなら、自社オリジナルの宝探しを実施するのも良いでしょう。
予算:50万円〜(株式会社タカラッシュが提供するサービスの場合)
実施時間:数時間
対象人数:20〜200人
それぞれの個性を知れる「クッキング」
チームビルディングの方法としては珍しい「クッキング」。とくに決まったルールはなく、チームで料理をつくり、おいしく食べるだけです。クッキングを始めるまえに「作戦タイム」として役割分担などを決めます。
「単なる料理がチームビルディングに役立つの?」と思うかもしれませんが、クッキングには「メンバーの新たな一面を知れる」というメリットがあるのです。リーダー的な役割をやるのは誰か? 裏で皿洗いや下準備をしているのは誰か? など、メンバーの特性やスキルが見えるようになります。
予算:1万円程度
実施時間:2〜3時間
対象人数:10人〜
【事例紹介】チームビルディングの事例3選
続いて、チームビルディングの成功事例を見ていきましょう。ここでは、弊社が提供する社内コミュニケーションツール「Talknote(トークノート )」を導入してチームビルディングに成功した企業をご紹介しています。
バレットグループ株式会社
バレットグループ株式会社は、広告サービスをはじめ美容健康商材のECマーケティング、ICTのソリューションなど幅広い事業を展開する会社です。
事業の規模が大きくなるにつれ「コミュニケーションロス」が目立ちはじめていたという同社。チーム内でのチャットが流れ「すみません、見逃していました…」といった会話も増えていたそう。そういった、チーム内での情報の行き違いを解消すべく「Talknote」の導入に至ったといいます。
【チームビルディングのポイント】
- 社内情報が一元化されたことでコミュニケーションロスが減った
- 社員同士の「横のつながり」が強化され、チームに一体感が生まれた
- Talknoteの「投稿のしやすさ」によって、実際に会った時のコミュニケーションも活発になった
Talknoteの「シンプルなUI」や「誰でも発言しやすいチャット機能」によって、リアルなコミュニケーションも活発になり、チームに一体感が生まれた事例です。
【参照】 [活用事例]バレットグループ株式会社
株式会社ベネフィットライン
株式会社ベネフィットラインは、ホテルやオフィス、飲食店、ブライダル会場といった商業施設の設計・施工を手がける会社です。年間100件を超える空間づくりをおこなっており、同社の優れたデザイン力を求めるリピーターも多数。
「ナレッジ共有がうまくできていない」「他部署のプロジェクトが把握できていない」といった問題を抱えていたという同社。しだいにチーム内での認識のズレも大きくなるように。そこで、会社全体の動きを「見える化」するためにTalknoteを導入したそうです。
【チームビルディングのポイント】
- 社内全体のコミュニケーションが活発になった
- 部署を超えた協力体制が構築されたことで、課題解決がスムーズになった
- 個人のスキルや行動が「見える化」され、メンバーの新たな一面を知れるようになった
Talknoteを導入したことで、社内コミュニケーションが円滑になり、チームでの課題解決もスムーズになった事例です。
【参照】 [活用事例]株式会社ベネフィットライン
株式会社NATTY SWANKY
株式会社NATTY SWANKYは、「餃子とビールは文化です」というメッセージのもと、「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」を展開する会社です。東京と神奈川を中心に55店舗を展開しており、2018年には「働きがいのある会社ベストカンパニー」にも選出されています。
以前まで情報共有ツールとしてLINEを利用していた同社。しかし、店舗拡大にともなって「本社と店舗の情報共有にズレ」が生まれていたそう。現場の状況が見えず、採用のミスマッチなども増加したといいます。これ以上チームをギクシャクさせないためにと、Talknoteの導入を開始。
【チームビルディングのポイント】
- Talknoteでの発言量やログイン時間を解析する機能によって、社員の変化をいち早く察知できるようになった
- 採用後のミスマッチが大幅に減り、「この会社に入ってよかった」と思うメンバーが増えた
- タイムリーな情報共有が可能となり、他店舗とのつながりも増えた
Talknoteの機能によって社員のケアが可能となり、チームとしての一体感が増した事例です。
無料ダウンロードできます
【社内コミュニケーションツール製品紹介】社内コミュニケーションツール「Talknote」
社内コミュニケーションツールとして、弊社が提供している社内コミュニケーションツール「Talknote」をご紹介させてください。Talknoteは、社内コミュニケーションの解決をはじめ企業理念の浸透、業務の効率化を期待できる社内コミュニケーションツールです。
使い方はいたってシンプル。Talknoteは「グループ」「メッセージ」「タスク」の3つの機能のみで構成されているため、SNS慣れしていない方でも簡単にお使いいただけます。その利便性から、すでに約1,000社の企業様に利用いただき、多くの企業様が高い満足度を感じています。
テレワークご検討中の方へ WEB相談会開催中!
Talknoteの機能やテレワークでの活用例など、デモ画面とともご説明します。
まだ検討段階という方も歓迎ですので、お気軽にご参加下さいませ。
全力でサポートさせていただきます!
【こんな方にオススメ!】
・テレワークの導入を検討している方
・テレワークで起きている問題について相談したい方
・色々なツールを比較してみたものの、違いがよく分からない
お役立ち資料が
無料ダウンロードできます
チームビルディングゲームのまとめ
本記事では、チームビルディングに有効なゲームについて、以下のようなポイントをお伝えしてきました。
- チームビルディングのポイントがわかる
- チームビルディングに役立つゲームがわかる
- チームビルディングの成功事例がわかる
チームワークを高めるキッカケとして「ゲーム」は大いに有効といえるでしょう。今回ご紹介したゲームを導入することで、チームの仲が深まる上に、今まで滞っていたプロジェクトも円滑に進むようになるかもしれません。「今よりもっと売上を伸ばしたい」と考えている経営者・人事の方は、ぜひ今回のゲームを取り入れてみてください。
引き続き、本メディアでは社内エンゲージメント向上に役立つ情報をお届けしていきます。