【人事向け】リーダーシップ研修実施の5つの目的とは?(階層別)

「リーダーシップ研修の目的について知りたい」
「より効果的にリーダーシップ研修を行いたい」
「そしてより強いリーダーを育成したい」

この記事はそんな方のための記事です。会社の成長において欠かせないリーダーシップ。社内にリーダーシップ研修を取り入れようと考えている企業も多いはず。より効果的な研修を実施するためには「研修の目的設定」が非常に重要になります。そこで今回は、リーダーシップ研修における目的について詳しく解説します。

本記事のポイント

  • リーダーシップ研修実施の5つの目的がわかる
  • リーダーシップ研修の「階層別」の目的がわかる
  • チームビルディングの成功事例がわかる

いざリーダーシップ研修を導入しようとしても、そこに「目的」がなければ、良いリーダー・チームは生まれないでしょう。今回は、リーダーシップ研修実施の目的だけでなく「社内の階層別リーダーシップの目的」もご紹介しているので、ぜひお役立てください。

リーダーシップ研修実施の5つの目的とは?

まずは、リーダーシップ研修の目的について見ていきましょう。

リーダーシップについて知る

「そもそもリーダーシップって何?」
「言葉は知っているけど具体的なことはわからない」

リーダーシップ研修に参加する社員の中には、このような疑問を持っている人もいるかもしれません。リーダーシップと聞くと、誰か一人が先頭に立ってチームを引っ張るというイメージがあるかと思いますが、実はそれだけがリーダーシップではありません。

自らの才能でチームを先導する「カリスマ型」や、脇役に回ってチームのフォローに徹する「サーバント型」など、多種多様なリーダーシップが存在しています。改めて研修を受けることで、今までイメージしていたリーダーシップとのギャップを感じることも多々あるでしょう。研修への参加を通して「理想のリーダー像」を見つけることができます。

リーダーとしての「役割」の認識

リーダーシップについて理解したところで、次に「リーダーとしての役割」を認識する必要があります。リーダーシップと一口に言っても、多様なリーダーシップが存在します。そのような中で「自社に求められているリーダーシップは何なのか?」を認識することで、自分がどのように動いていけば良いのかも明確になるのです。目標達成のために重要なPDCAをうまく回すために「リーダーとして何ができるか?」を考える必要があります。

リーダーとしての「理想像」の把握

リーダーとしての役割がわかったら、次は「理想像の把握」です。先ほどリーダーシップにはさまざまな種類があるとご説明しました。研修では、リーダーシップの中でも「自分はどんなリーダーになりたいか?」を明確化します。また、変化が激しい現代においては「周りから求められるリーダー像」も大きく異なります。自分の理想をもった上で、変化にも対応できるようなリーダーシップを目指しましょう。

リーダーとしての「仕事の進め方」の把握

一般社員とリーダーでは、仕事の内容もまったく異なります。リーダーは、リーダー個人としての仕事だけでなく、部下の仕事内容・進捗状況なども把握しなければなりません。これらの管理もとても重要な仕事です。

部下のマネジメントをスムーズにおこなうためにも、「組織マネジメントのノウハウ」や「チームを円滑に機能させるためには?」といった仕事の進め方も学ぶ必要があるのです。

リーダーとしての「コミュニケーション能力」の向上

最後にあげられるのが「リーダーとしてのコミュニケーション能力の向上」です。もちろん、多くの人は先輩や後輩とのコミュニケーションの経験があるでしょう。しかし、リーダーに求められるコミュニケーションは、そういったものとは少し異なります。

部下をマネジメントする立場になると、部下を動かす、あるいは組織を動かす特別なコミュニケーション能力が必要になるのです。たとえば、自分の意見よりも部下の意見を優先できる能力や、部下の成長のために一歩下がって物事を見られる能力などがあげられます。

【階層別】リーダーシップ研修実施の目的

リーダーシップを実施する対象は、若手社員から経営者までさまざまです。ここでは、階層別のリーダーシップ研修の目的をご紹介します。

「若手社員」のリーダーシップ研修の目的

若手社員へのリーダーシップ研修では「人間力の向上」それから「チームワークを学ぶ」の2つを主な目的とするとよいでしょう。なぜなら、以上の2点は「次世代のリーダー」を生み出すために重要な要素だから。プロジェクトの成功には、自分一人ではなくチームの力が必要になります。そのため、リーダーシップ研修で、同僚や上司を巻き込む人間力、チームワークを円滑にする力を培うのです。

「管理職」のリーダーシップ研修の目的

課長や部長を含む管理職へのリーダーシップ研修では、「部下のマネジメント」と「社内を変革する力」「リスクマネジメント」の学びなどを目的とするとよいでしょう。社員をまとめ会社の経営にも携わる管理職には、「部下がストレスなく働けるチームづくり」が求められます。会社が抱えている課題を解決する、あるいは新しい取り組みを実行するなど、社内に変革を起こすために自分がやるべきことも考えなければなりません。また、経営にも携わる身として、チームが成長するほど大きくなる「リスク」についても学んでおく必要があるでしょう。

「経営者」のリーダーシップ研修の目的

経営者に向けたリーダーシップ研修では、「会社全体のマネジメント」「グローバル戦略」をメインに学ぶとよいでしょう。会社全体のマネジメントは、経営者にとってもっとも大きな悩みといえるでしょう。また、今後さらなる成長を目指している会社であれば、グローバル戦略も重要です。今後、さらに時代が「グローバル化」の流れになり、多くの企業がグローバル戦略を考えているため、先手を打っておきましょう。

そして上記以外にも、会社の年齢によっては「後継者育成」も考えておかねばなりません。これから成長を目指す企業であれば問題ありませんが、何十年も事業を継続している企業の場合は、新たなリーダー育成に注力する必要もあるでしょう。

現代のリーダーの役割とは?リーダーシップが求められる時代背景

現代のリーダーには、以前にも増してより多くの役割や能力・資質が求められているといいます。では、その背景とはいったいなんなのでしょうか? 以下のような理由があると考えられます。

時代の変化が激しくなった

まず考えられるのは「時代の変化」です。かつての高度経済成長期が終わって以降、多くの産業が成熟化しています。一方、テクノロジーはどんどん発展し、多様なニーズが生まれる時代になりました。このように変化の激しい時代では、体力や順応性のある組織が必要となります。そういった組織を牽引し成長させるために、改めて「リーダーシップの必要性」が問われているのです。

年功序列から「成果主義」に移り変わった

これまで「年功序列制度」が主流だった日本。しかし、ニュースや新聞でも大きく取り上げられているように、同制度は事実上崩壊したといえるでしょう。年功序列の衰退にともなって台頭してきたのが「成果主義」です。成果主義のもとでは、決められたノルマを達成したり、組織全体での課題解決力が重要となります。そういった一体感のあるチームをつくるためにも、「強いリーダーシップ」が必要となるわけです。

売り手市場による人材不足

近年、雇用においては「売り手市場」が続いています。2017年3月での大卒者の就職率が97.6%だったり、転職市場における求人倍率が2倍を超えていたりと、人材不足が顕著にあらわれているのです。それに拍車をかけるように終身雇用が崩壊。そのため、人材の流出を危惧する企業も多いです。

人材流出に歯止めをかけ、限られた人材のパフォーマンスを最大化させるためにも、社内における「リーダーシップの質」が求められています。

【事例紹介】チームビルディングの事例2選

続いて、ティール組織の運営に成功した企業を見ていきましょう。日本国内ではまだ少ないものの、世界規模で見るとティール組織の成功事例はたくさんあります。

株式会社ベネフィットライン

[活用事例] 株式会社ベネフィットライン画像

株式会社ベネフィットラインは、ホテルやオフィスをはじめ、飲食店、ブライダル会場など、さまざまな商業施設の設計・施工を手がける会社です。豊富な実績・優れたデザイン力を求めるリピーターも多く、年間100件以上の「空間づくり」をおこなっています。

以前までメールで情報共有をおこなっていたという同社。メールの量が膨大になり「他部署・他プロジェクトの進捗が見えにくい」「過去のやりとりが見えない」といった問題を抱えており、それらの問題が社員やチームへのストレスにつながっていたといいます。そこでTalknoteを導入することに。
【チームビルディングのポイント】

  • 会社全体のコミュニケーションが活発になり、情報が全社員に行き渡るようになった
  • 組織・社員の動きが「見える化」されたことで、他部署との協力体制が生まれた
  • 顧客に対する情報伝達もスムーズになり、社員が安心して仕事に取り組めるようになった

会社全体の情報が「見える化」されたことで、チームワークはもちろん、顧客に対するサービスの質も高まった事例です。

【参照】 [活用事例]株式会社ベネフィットライン

島田電機株式会社

[活用事例] 島田電機株式会社画像

島田電機株式会社は、安全で高性能な防爆製品を供給する防爆機器の専業メーカーです。日本国内だけでなく海外各国の発電所・プラントでも利用されています。

情報共有の手段が書面と会議のみだった同社では、「部署間のコミュニケーションが煩雑になっていた」「決定から製品開発開始まで2ヶ月を要していた」などの問題を抱えていたようです。そんな情報の「行き違い」からチーム間のやり取りもギクシャクするように。もっと効率よく業務を進めたいと考え、Talknoteの導入を決めたそうです。

【チームビルディングのポイント】

  • 情報共有スピードが飛躍的に上がり、1年かかったプロジェクトが半年で完了できるようになった
  • クレーム情報などもすべてTalknote上で共有するようになり、「みんなで問題を解決しよう」という流れになった
  • 円滑な情報共有によって、課題の解決だけでなく「もっと良い製品を作ろう」というモチベーションが生まれた

スムーズな情報共有によって会社全体のチーム力が底上げされ、円滑にプロジェクトを完了させられるようになった事例です。

【参照】 [活用事例]島田電機株式会社

【チームビルディングに役立つ!社内コミュニケーションツール製品紹介】エンゲージメントクラウド「Talknote」

エンゲージメントクラウドTalknote アイキャッチ画像

社員のエンゲージメントを高める社内コミュニケーションツールとして、弊社が提供しているエンゲージメントクラウド「Talknote」をご紹介させてください。Talknoteは、社内コミュニケーションの解決をはじめ企業理念の浸透、業務の効率化を期待できる社内コミュニケーションツールです。

使い方はいたってシンプル。Talknoteは「グループ」「メッセージ」「タスク」の3つの機能のみで構成されているため、SNS慣れしていない方でも簡単にお使いいただけます。その利便性から、すでに約1,000社の企業様に利用いただき、多くの企業様が高い満足度を感じています。

またTalknoteでは、導入を検討する法人向けに「無料体験会」も実施。専任のコンサルタントによって、Talknoteの機能や活用事例について詳しい説明を受けられます。毎日開催(予約制)しているのでぜひ詳細をチェックしてみてください!

【参照】 [毎日開催/無料] Talknote無料体験会

リーダーシップ研修の目的のまとめ

本記事お伝えしてきた、リーダーシップ研修の5つの目的は下記の通りです。

  • リーダーシップについて知る
  • リーダーとしての「役割」の認識
  • リーダーとしての「理想像」の把握
  • リーダーとしての「仕事の進め方」の把握
  • リーダーとしての「コミュニケーション能力」の向上

さらなる成長を目指している会社にとって、とくに現代は「優秀な人材の育成」が重要です。今回ご紹介したリーダーシップ研修は、人材育成のキッカケにもなります。そこで、優秀な人材を生み出し、会社の勢いをつけるためにも、研修における目的設定が大切です。ぜひ今回の内容を参考にしながら、有意義なリーダーシップ研修をおこないましょう。

引き続き、本メディアでは社内エンゲージメント向上に役立つ情報をお届けしていきます。